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私たちは川崎市内最大規模の公有地である、中原区の旧県立職業技術校跡地(1万3千㎡)に、認可保育園とスポーツができる防災公園の整備を提案しています。  その4つの理由は、①防災拠点を存続する、②この県有地の本来目的=青少年の健全育成、③地域の実情(子ども人口増加、保育園や運動広場の不足、④住民世論・アンケート結果です。
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022.JPG 「少年野球・少年サッカーのグラウンドを返して」「ぼくらの大切な練習場をなくさないで」…。
 11月30日の日曜日、武蔵中原駅前でおこなった「技術校跡地への警察官舎建設計画の白紙撤回を求める請願署名」を集める共同行動には、これまでに最多の約150人が参加。この運動の大きな広がりを示す、一大決起の場になりました。

 少年野球、少年サッカーチームの監督・コーチなどの指導者、野球少年・サッカー少年の保護者、そしてチームのユニフォームを着た子どもたちや、住民有志が多数参加。横断幕やジャンボポスターを掲げながら元気に署名を訴え、午後3時からの1時間で延べ1千筆以上が集まりました。

 途中、少年野球チームOBの中学野球部員が「がんばれ」と激励していく場面も。中原駅前は「警察官舎よりもグラウンドの存続を」の熱気に包まれました。

 署名行動に参加した人たちは、「ここは『青少年の健全育成』が目的の用地です。60億円・045.JPG県内最大の警察官舎建設計画を中止して、技術校跡地を子どもたちに」と訴え、周辺のお店の店員さんや通行人の注目を集め、駅利用者のほとんどが署名に応じてくれました。

 今年8月末で同校グラウンドが使えなくなって以降、初めての署名行動でしたが、あきらめるどころか、技術校を追い出された少年野球・サッカーチームと子どもたちは、練習場不足と不便を実感するなか、「なんとしても警察官舎建設をやめさせ、グラウンドの開放を再開させたい」という怒りと願いがさらに強まっていることを示しました。

 少年野球チームの元コーチから「がんばれ」と、バナナ・みかん約100個の差し入れもあり、地元中小企業の経営者(女性)から「子どもたちや住民のために頑張って」と数万円のカンパも寄せられました。
 
 
 
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 大戸地区少年野球連盟の会長からのメッセージを紹介します。以下 

 連盟は12チーム、預かっている児童が約400名おります。おもな活動拠点は学校の校庭ですが、やはり、複数のチームが一つのグラウンドを時間制とか、2チームが同時に練習をしている状況です。
 狭いグラウンドで2チームが同時に練習するのは、非常に危険です。
いま、ボールも非常に硬いものになっていて、ケガの原因になります。

 この中原を思えば、グラウンドをつくる場所はあると思うんです。一つの例をあげますと、多摩川沿いに東洋現像所のグラウンドがあったんですが、あれもいつの間にか、なくなって、そのままになっている。整備すれば、すばらしいグラウンドができると思います。

 中原区は非常に少年野球人口が多いんです。我々も連盟あげて、この署名運動にご協力をさせていただきますので、グラウンドを守るために、みなさんもいっしょに、白紙撤回を求めて、活動を進めていただければと思います。

中原区在住のお母さんから、つぎのようなお便りが届きました。

 息子2人が野球をしていたので、技術校の校庭開放では、とてもお世話になりました。平日の放課後も、技術校に通う方々があたたかく「遊んでもいいよ」と声をかけて下さったこともあり、公園や小学校ではできない野球の練習をしていたことを思い出しています。

 ここに住む地域の方々は、地元の方をはじめ、地域のことを思い、あたたかい関係があります。土地の所有管轄が県や市、公的機関であるならば、「決まりましたから住民の方は従ってください」ではなく、住民や地域の方の意見を聞いてほしいと思います。

 小杉も高層マンションが建ち並び、街の様子が変わりました。整備され、便利になることばかりが住民にとって良いとは思えません。下小田中のように、パンジーや緑あふれる町のほうが、私は好きです。好意的な姿勢を期待します。

 「私は8年前に1年間、技術校で学んだ。正社員が減らされ、1/3が派遣社員になっている今日、技術校の存続を望む。警察官舎建設には反対します」(高津区蟹ヶ谷在住、会へのメッセージより)

 先日も、地元町会役員と会った際、こんなことを言っていました。
 「私も技術校で学んだ経験がある。いまの時期に、ものづくりの技術を身につける学校の必要性が増しているのに、廃止するのがおかしい。この辺から平塚市まで通えないよ。そういうことで、3年くらい前に、技術校の廃止をするなと、卒業生やOBと100人位の署名を集めて県に提出したんですよ」

  私たちは、警察官舎計画が浮上したということで、技術校跡地のあり方を論じる機会が多いのですが、「青少年の健全育成」という当初の土地利用の目的からの逸脱という大問題とあわせて、そもそも、技術校を廃止するという重大な政策転換が、いまの若者の雇用、経済状況からみて正しい選択だったのか、大きな疑問を持たずにはいられません。
 川崎中央キッカーズのママから聞いて驚きました。

 「毎月10日の10時・11時、橘公園で、北見方(多摩川河川敷)のサッカー場を借りる抽選に100人の行列ができています。1チームで25人ぐらい動員して並ばせるところも…。こんど見にきてください。しょっくんこうが使えなくなってから、週末も穴が空いて練習ができない土日もあります。ほんとに困っています」

 横浜市140カ所、川崎市4ヵ所…。少年サッカー場の数が全国の政令市で最も少ない川崎市で、増やすことはあっても、いままであった練習場が減らされたら、どんな大変な事態になるか。

 こんな状況で、青少年の健全育成拠点(少年サッカー・少年野球グラウンド)・こどもの遊び場&防災活動拠点と、県内の既存官舎が空き家だらけなのに建てようとする警察官舎と、いまどちらが県民生活にとって「公益性」が高いのか、官舎建設推進者は説明すべきですね。
 
  警視庁幹部の飲酒運転事故・逮捕のニュースがテレビ・新聞をにぎわしている。
 ほんとうにひどい話だと思うが、こうした警察の不祥事のニュースをいちいち取り上げて、私たちの運動を盛りたてようという気はない。

 私たちは「反警察運動」ではない。まじめで子どもが好きな警察官が圧倒的だと思うし、警察内の良識、まちがいは正す勇気と決断力があると信じなければ、この運動はすすめられないからだ。

 今回の事件への論評は、テレビ等マスメディアにまかせておく。

 昨夜、結成当初から「下小田中ジュニア野球部」のコーチを長年されていた方と会いました。
 「しょっくんこう」の土地は「青少年の健全育成」が目的で提供されたことが話題になると、「どういう経過でグラウンドが開放されたか、知っている人があまりいない」と、つぎのような話をされ、感動しました。

「はじめからグラウンドが使えたわけではないんです。約30年前、そのグラウンドを使いたいという思いで、子どもたちがボランティアで校庭の草むしりに通ったんです。その一生懸命の姿をみた当時の技術校の校長が、『そこまでやるなら』と動いて、グラウンドが開放されることになったんです」

 一部の野球少年たちの「ここで野球がしたい。使わせてほしい」という情熱とひたむきな行動と、当初の土地の目的(青少年の健全育成)が重なり合って、グラウンドの開放が実現した。その後、少年野球だけでなく、少年サッカー、大人のソフトボールなど、年間1万人以上が使うスポーツ施設として定着したんですね。
 だから、そのグラウンドを奪う警察官舎建設を白紙撤回させるために、みんな必死で署名を集めるんですね。

 そうした歴史的経過や子どもたちの熱い思いを真剣に受けとめれば、いま、子どもたちを追い出して、官舎建設のために貴重なグラウンドを簡単につぶしてしまうようなことは、大人として、まともな人間として、できないはず。

 全国の子どもが大好きなお巡りさん、どう思いますか?
 神奈川県警の職員さんも、それでもそこにできる新しい官舎に住みたいという方はいないのではないでしょうか?
 昨年12月に地元の町会長・婦人部長・老人会長ら15人が連名で川崎市議会に提出した請願書には、つぎのような説明があります。

 「技術校開校にあたって地域住民はグランド開放や体育館の開放を通じた近隣の青少年の健全育成への貢献はもちろんの事、地域のみならず日本の将来を担う青少年の教育機関を建設するという目的に賛同したからこそ、技術校建設にあたっての県の用地取得に協力した経過があり、土地の利用目的の変更には違和感を持っております」

 行政に異議申し立てをするのが難しいお立場からか、「違和感」という控え目な表現ですが、この文章を自然に読み取れば、この土地に警察官舎を建設するのは歴史的経過から「おかしい」という、みなさんの本音がうかがえます。
 今朝のラジオ番組(ニッポン放送)で、政府の「定額給付金」などが話題になったとき、和田アキ子さんが、「不思議なことが多すぎるよね。たとえば、全国にある官僚の宿舎とか…。そういうの、やる前にアンケートとか取ったほうがいいんじゃない」と語っていた。なるほど~。
 
 しょっくんこう跡地の警察官舎建設計画も、あれだけ大きい公有地で税金を使う公共事業、しかも現時点で多くの人が「やめるべきだ」と言っているのだから、住民投票のように、行政の責任で、中原区民全体ぐらいの規模で「計画の是非」や「本当は跡地に何をつくってほしいか」などについてアンケートでも取って、その結果を尊重して決めるべきではないだろうか?
 
 MIXIの「下小田中」トピックで、この問題で議論が起きています。
そのなかで「なんでも反対」の運動のように誤解されている方がおられるので、以下のような内容でコメントしました。だいじな論点なので、ぜひ参考にしてください。

 私たちの運動は「警察反対運動」ではありません。「警察官舎」一般を否定する立場でもありません。      

 今回の「しょっくんこう」跡地への警察官舎建設計画で、根本から問われている一番の問題は、市内有数の貴重な公有地を使って、ばく大な税金を使う公共事業なのに、地域の実情・経過・課題、住民の要求をまったく聞かず、そして、跡地にどんなものをつくろうとしているのか情報をいっさい住民に公開しないなど、公共事業としての最低限のルールを守っていないことです。
 民主主義社会で、こんなやり方で公有地と税金の使われ方、まちづくりが勝手に決められ進められることが許されるのですか、ということ。
 そこに、グラウンド利用者だけでなく、多くの住民が怒っていると思います。

 若干ですが、「警察官を増強すべき」という方からも、「しかし今回の官舎計画は納得できません」という声が寄せられています。

 跡地に何をつくってほしい、これをつくってほしいという方がたくさんいらっしゃるでしょう。
 そういう声を自由にあげていただきながら、民主主義の社会で公共事業の当たり前のルールを守っていない現行の官舎計画はいったん白紙に戻して、住民の要望・意見を十分に汲みつくして、跡地利用計画を住民本位に立て直してほしいと、この点で一致するすべての方々と、支持政党や立場の違いをこえて共同しようと呼びかけています。

 こういうことから、会としての署名の要望は、まず「白撤撤回」の一点になっています
警察が好きな人も、嫌いな人も、共同できる運動だと思いますが、いかがでしょうか。
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