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私たちは川崎市内最大規模の公有地である、中原区の旧県立職業技術校跡地(1万3千㎡)に、認可保育園とスポーツができる防災公園の整備を提案しています。  その4つの理由は、①防災拠点を存続する、②この県有地の本来目的=青少年の健全育成、③地域の実情(子ども人口増加、保育園や運動広場の不足、④住民世論・アンケート結果です。
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 「困っている人を助けられてよかった」「こういう形で社会に貢献できてよかった」…。愛知県の高校野球名門校の球児2人が、強盗犯を捕らえたという今朝のニュースで、お手柄の高校生2人が語っていた。
 「刃物とか持っていたら危険だからやめてほしい」と心配する野球部監督、「久しぶりに清々しいニュースだね」と語る番組司会者の、みのさん。
  球児2人には、地元の警察署から感謝状が贈られるそうだ。

 「青少年犯罪の凶悪化」など暗いニュースばかりではない。きっと彼らは、少年時代から、野球を通して、体力だけでなく、勇気とか正義感とか、なによりも、フェアプレーの精神や、ルールを守る大切さを学び、心身ともに健全に育てられてきた土壌があって、こうした勇気ある行動に走らせたのだろう。

 それは「しょっくんこう」で、野球やサッカー、バスケなど、スポーツをしてきた青少年たちも同じだろう。毎年1万人以上が利用して数十年間、このフィールドが、どれだけ多くの青少年に「ルールを守ることの大切さ」を教え、健全な成長に貢献してきたことか。

 それとは正反対のことをしているのが、今回の警察官舎建設計画だ。「県民の土地の利用方法なのに、県民の要求を聞かない」「県民の土地と税金を使うのに、県民に情報をいっさい公開しない」等々、公共事業として最低限のルールも守らない異常な進め方。民主主義社会に真っ向から挑戦しているのが、日頃、市民に「ルールを守りなさい」という県警本部と県当局だから、あまりにひどい話だ。

 多感な時期、子どもたちに、「大好きな野球・サッカーの練習場を奪ったのが警察だ」「自分たちは大人社会に大事にされていない」と思うようなつらい体験をさせ、「大人も警察もルールを守らないんだ」という姿を見せることが、どれだけ「青少年の健全育成」という自らの目的に逆行していることなのか、県警本部・県当局は気づくべきだろう。
 
 


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