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私たちは川崎市内最大規模の公有地である、中原区の旧県立職業技術校跡地(1万3千㎡)に、認可保育園とスポーツができる防災公園の整備を提案しています。  その4つの理由は、①防災拠点を存続する、②この県有地の本来目的=青少年の健全育成、③地域の実情(子ども人口増加、保育園や運動広場の不足、④住民世論・アンケート結果です。
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小中高校で児童生徒がおこす暴力行為が、神奈川県は2007年度・7735件で全国の都道府県で最も多く、3年連続でワースト1位という、気になる記事が載った。(読売12/5付)
 文部科学省の調査によるもの。記事中で県教委が「コミュニケーション能力が不足していたり、規範意識が身についていなかったりする子供が多くなっているのではないか」とコメントしている。

  
政府の「平成20年版青少年白書」では、「家庭、地域の変容と子どもへの影響」の項で、以下のような現状分析がある。
 
◎遊ぶ場所、仲間、時間の不足
「小・中学生に『放課後や休みの日に困っていること』を複数回答で聞いたところ、およそ5人に1人が『家の近くに遊び場がない』と感じており…遊ぶための時間、空間、仲間など、遊びの自由がないと感じている状況」
 
◎子ども時代の体験・交流機会の重要性
「現在の仕事や生活の様子と小・中学校時代の体験等についてたずねた調査結果では…なかでも、小中学校時代に『親や学校の先生以外の大人と話すこと』があった若者ほど、『仕事における態度・能力に自信をもっている』との結果」
 
 県教委や青少年白書の分析からは、地域に遊び場・広場が充実し、異年齢の子どもや大人がコミュニケーションをはかれて、フェアプレーの精神(規範意識)も培われるスポーツ(少年野球、少年サッカーなど)に参加する機会がいっぱいある…そんな環境こそが子どもの健全育成にプラスだと、そう読み取れるのは私だけだろうか。
 
 その視点から見ると、青少年のスポーツ拠点・貴重な広場だった「青少年の健全育成」目的の用地(技術校)を乱暴に奪う警察官舎建設は、子どもの暴力ワーストを脱するどころか、それに拍車をかける政策といえないか。それをすすめているのは神奈川県警・県当局だ。
そんな「子どもに冷たい計画」を中止することなしに、県の関係者が「青少年の健全育成」を語っても、説得力があるだろうか。
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