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先日、幼児の息子を乗せて自転車で多摩川河川敷に向かう途中、PC(パトカー)とすれちがったとき、息子が「ピーポーだ。お仕事しているんだね」と話しかけた。
そういえば、近所でも散歩中、交番脇にPCが止まっていると、わが息子は「おまわりさん、帰ってるね」とか、そこにPCがなければ「おまわりさん、お仕事中だね」…と、小さい男の子からは警察官の動向は関心事のようだ。
おそらく、戦隊ヒーロー番組にはまっている幼児には、それとダブって、「悪とたたかうおまわりさんはあこがれ」、幼心にも「おまわりさんは子どもを守ってくれる、子どもの味方」という信頼感があるのではないか。
無邪気な子どもからは、現場の警察官に対してはそんな信頼があるのに、残念なのは、その近所で起きている警察官舎建設問題では、神奈川県警が「大好きなサッカー・野球の練習場をうばった、元気に走りまわれる広場をうばった、子どもに冷たい存在」、「子どもを守ってくれない存在」と、子どもたちがつらい体験をしてしまうことである。
そんな体験をする地域の子どもたちが、「将来そこの警察官になりたい」と、あこがれの思いを抱けるだろうか。
「警察官募集のため」を理由にした豪華官舎建設によって、逆に、このまちの子どもたちにとっては、それをすすめる県警が憎しみの対象になってしまう。そんな自己矛盾の信頼失墜は避けるべきではないか。
いまこそ松沢県知事や県警本部長が、「技術校跡地はグラウンドを残します。多くの子どもたちが、そこで野球やサッカーなどスポーツで心も体も鍛えて、ルールを守ることの大切さやフェアプレーの精神をおおいに学んで、将来、神奈川県警の立派な警察官になってください」…こんなふうにインパクトあるアピールを県民にも全国にも発信することが、神奈川県警の発展にも結びつくのではないか。
無邪気なわが息子の信頼を裏切らないでほしい。
「子どもにやさしい神奈川県警」と実感できる政策判断を望みたい。
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