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旧技術校グラウンド利用チームの、その後の状況と
要求に関するアンケート結果の特徴について (2009.4.21まとめ)
旧県立川崎高等職業技術校グラウンドを利用していた少年野球、少年サッカー、ソフトボールの全チーム(10団体)から、その後の状況と要求に関するアンケートの回答が寄せられました。
もともと「青少年の健全育成」が目的の用地だった経過からも、関係機関(県・市の行政等)には、この調査結果を受けとめていただき、スポーツ団体の要求実現に力をつくすことが望まれます。
設問内容と、アンケート結果の主な特徴は以下の通りです。
(問1)練習回数の変化について…技術校グラウンドが使用できた昨年8月までと、9月以降を比べて練習回数が減りましたか?
(問2)具体的な手立てについて…練習回数が減らないように、どんな手立てをとっていますか?
(問3)とくに苦労していること…練習場所を確保するための苦労、その他の苦労はありますか?
(問4)児童の交通安全対策について…児童が自転車で多摩川河川敷など遠方地へ移動する際、事故の危険を感じたことがありますか? また、事故にあわないよう、注意・対策をとっていることがあれば、お書き下さい。
(問5)練習回数以外の影響は…練習回数が減った以外に、影響が出ている問題があれば、お書き下さい。
(問6-①)技術校跡地の暫定利用について…グラウンドとしての暫定利用・開放を望みますか?
(問6-②)暫定利用・開放を求める場合、アスベスト・土壌汚染等の安全対策、水道、トイレなどの課題、行政への要望があればお書き下さい。
(問6-③)暫定利用・開放が認められるならば、利用団体等による集団自主管理方式に協力することは可能ですか?
(問7)その他・具体的要望があれば…市・県など行政への要望があれば、お書き下さい。
ほとんどのチームが、練習回数が減らないように懸命の努力、
それでも回数が減ったチームが半数も
問1の回答では練習回数に変化がないチームが半数ですが、問1と問2の設問と回答は、合わせて見る必要があります。それは、問2「練習回数が減らないように、どんな手立てをとっていますか?」の回答に見られるように、ほとんどのチームが遠方の多摩川に行く回数を増やしたり、練習試合の相手を探して転々とし、遠征を増やしているなど、懸命の努力をしている結果です。それでも、半数のチームが、練習回数が減ってしまったことはスポーツ環境の急激な悪化を示すものです。
車で遠方に行くチームが増え、父母・関係者の経済的負担が
大変に
問3「練習場所を確保するための苦労」では、自転車での移動が危険なために車で移動するチームが増え、その配車の手配、駐車代、ガソリン代など、関係者・父母に新たな経済的負担がもたらされたチームが半数以上あります。
身近なグラウンドが奪われ、児童が交通事故に遭遇する危険性が
増したことは重大な問題―県警・県当局の道義的責任が問われる
各チームとも、小学校低学年を含め数十人から100人規模の児童を預かっているので、交通事故には細心の注意を払っています。問4の「児童の交通安全対策」では、遠方に行く機会が増えたことにより、ほとんどのチームがなんらかの対策をとっているか、自転車移動が危険なので車で送迎するチームが増えました。
児童が交通事故に遭遇する危険性を確実に高めていることについて、その要因が、交通事故を減らすべき県警・県行政にあることは、その道義的責任が厳しく問われます。
すべてのチームが暫定利用を希望し、自主管理運営への
協力を表明
跡地の暫定利用については、すべてのチームが強く望んでいます。具体的な課題では、トイレ、水道の設置を求めています。また、実現する場合は、すべてのチームが集団自主管理方式への協力が可能と回答。それだけグラウンド確保に必死です。
その他の要望では、グラウンドの絶対数が不足しており、
多摩川河川敷への増設を願うチームが多い
その他の具体的要望では、多摩川河川敷にグラウンドが増やしてほしいという要望が多数だされています。また、企業グラウンド、遊休地の開放を望む声もあります。
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