私たちは川崎市内最大規模の公有地である、中原区の旧県立職業技術校跡地(1万3千㎡)に、認可保育園とスポーツができる防災公園の整備を提案しています。
その4つの理由は、①防災拠点を存続する、②この県有地の本来目的=青少年の健全育成、③地域の実情(子ども人口増加、保育園や運動広場の不足、④住民世論・アンケート結果です。
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(下小田中2丁目、30代、女性)
警察官舎は、他の官舎に空き室があるようなので、必要ないと思う。そもそも官舎は必要なのかも疑問である。官舎の必要性が分からない。税金のムダ使いでは?
公園がせまく、小学生ばかり。赤ちゃんの散歩などができない。子どもがいつもあふれていてボールで遊んでいると、赤ちゃんは入るのがこわい。この辺だと等々力や平和公園までは少し遠すぎる。ベビーカーで行けるところがほとんどない。
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(下小田中5丁目、40代、男性)
下小田中エリアで防災拠点がなくなることは、地域にとって大きなリスクとなる。絶対にやめてほしい。
民間企業では、社宅や寮の廃止が進んでいるのに、財政難の県で必要のない余剰のある官舎をつくる必要はないと思う。充分な検討が必要だと思う。
中原区は子どもが増加しているので、その子どものために、何をしてあげることができるかを考えて、つくってほしい。
(下小田中3丁目、40代、女性)
大地震などの災害が起こった場合、現在の学校などの公共施設では、この地域の住民の安全確保は無理と考える。
この地域は子どもの数が多く、グラウンド不足により、子どもの遊ぶ場所が大変少なく、困っています。集会所もなく、中原駅近くの大戸会館(徒歩20分)まで足を運ぶこともよくあり、大変不便です。
野球、サッカーなどスポーツをやりたい子どもの気持ちを考えてほしい。
(下小田中4丁目、40代、女性)
防災拠点がなくなるのは非常に不安です。中原区は人口が多いのに、オープンスペースは少なく、災害時にはどうなってしまうのかと不安です。
防災拠点をつぶして警察官舎を建てるのは理解できません。
不況で民間でも社宅を減らす方向なのに、なぜ税金を使って警察官舎を建設するのか、理解できません。ムダな税金の使い方だし、住民の安全もまったく考えていないのではと思います。
オープンスペースを確保でき、住民が使用(利用)できる施設、スペースであってほしいと思います。
少年野球、サッカーなどボールを使用できる公園はこの近辺にはありません。
中学校も、西中原中学校は1年生だけで11クラスもあるマンモス校です。公園でも中学校でも本当に不足している中原区です。住民のための施設、スペースを建設すべきです。
税金を払っている住民です。住民の意向が尊重されるべきです。
(アンケートの声より)
(アンケートの声より)
「跡地利用に関する住民アンケート」で寄せられた声を匿名で順次掲載させていただきます。
(下小田中2丁目、30代、女性より)
(下小田中2丁目、30代、女性より)
もし(警察官舎が)建設されたら、災害時、防災拠点はどこになるのですか? 最優先すべきは官舎よりも、こういった場所だと思います。
警察官舎は今あるものにだいぶ空きがあると聞きました。そちらがいっぱいになってから建設を計画すべきだと思います。
下小田中はこの少子化の時代に子どもが多い活気ある街だと思います。ですので、子どもがのびのびスポーツできる場所がなにより大切だと思っています。
防災拠点となる点も考慮すると、集会所や保育園も必要ですが、グラウンド等にして、いざという時ヘリコプターなどが降りることのできる面積を確保しておいた方がよいと思います。
神奈川県知事 松沢成文 様
旧県立川崎高等職業技術校の「跡地利用に関する住民要求アンケート」の結果と、地域の実情をふまえた跡地利用として、子どもから高齢者まで憩える「花と緑のスポーツ防災公園」の実現を求める要望書(後編)
そして、これらの声やアンケート結果を裏付けるのが、この地域の実情です。
この地域は、ここ数年、市内で最も人口増加、とりわけ子どもの数が急増している地域です。とくに、この技術校跡地の周辺地域(学区)では、小中学生の増加が目立っています。その一方で、公園・緑地が市内で最も少ない地域であり、遊び場・運動広場など、子どもたちが健やかに成長するために必要な環境の整備が、他の区より劣悪になっています。こうした地域格差はきわめて重大な問題であり、一刻も早い改善・充実が求められます。
また、『川崎市緑の基本計画2008年版』でも、「中原区では、都市化の進行に伴う、ヒートアイランド現象が発生し、臨海部及び北部地域等に比べ夏期の気温が高い状況になっている」と指摘されており、広い公園・緑地等を抜本的に増やす対策が、市内で最も求められている地域です。
* * *
「土地利用の転換を図る場合には、その転換の不可逆性(一度失敗したら、やり直しができないという意味)及び影響の大きさに十分留意した上で、人口及び産業の動向、周辺の土地利用の状況、社会資本の整備状況その他の自然的・社会的条件を勘案して適正に行なう」(前出・国土利用計画)という国の基本方針に従えば、こうした中原区および跡地周辺の地域の実情を十分にふまえた利用計画を考えなければなりません。そして、今回のアンケート結果に示された住民多数の要求を第一にすえることが、なによりも大切です。
これらを考慮して検討した結果、私たちは、同跡地の使い方として、子どもから高齢者まで憩える「花と緑のスポーツ防災公園」の構想を提唱します。県知事をはじめ県の関係部局・関係機関に、その実現にむけた具体的な取り組みを強く求めます。
とくに、国は「都市の基本方針」として「地域防災拠点の整備、オープンスペースの確保など…災害に対する安全性を高め、災害に強い都市構造の形成を図る」(前出・国土利用計画)ことを求めています。中原区が国内最大レベルの人口過密地域であり、アンケートで示された世論からも、この跡地を防災拠点として維持し、オープンスペースを確保することは跡地利用計画をつくるにあたって大前提の条件であり、周辺住民にとっては譲れない強い要求であります。
* * *
現在、同校跡地は県警察職員宿舎の建設予定地とされていますが、国は、土地利用の「転換途上であっても、これらの条件の変化を勘案して必要があるときは、速やかに計画の見直し等の適切な措置を講ずる」(前出・国土利用計画)としています。
同跡地の利用方法については、「速やかに計画の見直し等の適切な措置」を講じるとともに、今回のアンケート結果と地域の実情をふまえて、私たち住民が提案する、子どもから高齢者まで憩える「花と緑のスポーツ防災公園」を実現していただくよう、重ねて求めるものです。
神奈川県知事 松沢成文 様
旧県立川崎高等職業技術校の「跡地利用に関する住民要求アンケート」の結果と、地域の実情をふまえた跡地利用として、子どもから高齢者まで憩える「花と緑のスポーツ防災公園」の実現を求める要望書
川崎市内最大規模の公有地が、だれのために、どう使われるのかは、住民にとって重大な問題です。このほど、私たち住民の会は、旧県立川崎高等職業技術校(1万3,700㎡)の跡地利用について、地元・中原区下小田中とその周辺地域で、アンケート調査・意見募集を行ない(無作為配布)、これまで580通を超える回答が寄せられました。(7月10日時点)
国は「大規模な土地利用の転換については、その影響が広範であるため、周辺地域をも含めて事前に十分な調査を行ない…地域住民の意向等地域の実情を踏まえた適切な対応を図る」(「第4次国土利用計画」平成20年7月閣議決定)としており、本来、こうしたアンケート・世論調査は行政機関が実施すべきですが、行なわれないので、住民が自主的に実施したものです。
* * *
はじめに、アンケート結果のおもな内容をご報告します。
第1に、住民の安全にかかわる問題です。「同校は川崎市の地域防災計画で『震災時の医療・給水など他都県市からの応援の活動拠点』に指定されているが、警察官舎が建設されると、この『防災拠点』から外されることについてどう思うか」。結果は、「防災拠点を維持し、オープンスペースを確保すべき」の回答が97%に達し、「警察官舎が優先されるべき」との回答はわずか1%でした。
第2に、「県警本部が検討している警察官舎建設の計画について」は、「中止を含め見直すべき」が95%、「進めるべき」は1%でした。住民はここに警察官舎を望んでいない、適地でないという世論が、地域住民のほぼ総意であることが明らかになりました。
「跡地に特につくってほしい、必要と思うものは何か」という問いでは、10項目の選択肢(複数回答可能)のうち、1位が「グラウンドなどスポーツ広場」、2位が「子どもから高齢者まで憩える広い公園」と、この2つが突出しました。これらの利用方法ならば、「防災拠点、オープンスペース」を維持・確保できるというのも、選ばれた理由になっています。
「公有地である技術校跡地の利用計画の進め方について」は、「住民の意向を十分に聞いて決めるべき」が97%、「跡地がしばらく空き地になる場合、これまで使っていた少年野球・少年サッカー等への暫定利用、住民開放について、どう思うか」は、「暫定利用など住民開放を認めるべき」が97%でした。県知事および関係部局におきましては、これらの結果を真摯に受けとめ、こたえていただくよう、強く求めます
* * *
アンケートで寄せられた意見・住民の声(自由記述)では、多くの方から、「この地域は人口増加が激しく、防災拠点は増やすべきで、減らすのは心配」「この地域は子どもが増えているが、のびのび遊べる広い公園がない」「子どもたちが道路で野球やサッカーをしており、交通事故が心配」などの意見が多数寄せられました。
それ以外にも、子育て世代から高齢者まで、地域の願いや、県の進め方に対する憤りや批判の声も多数寄せられています。一つひとつが真剣な声です。すべての意見を添えましたので、ぜひ、お読みいただき、生かしていただきたいと思います。(続きは次回)
それ以外にも、子育て世代から高齢者まで、地域の願いや、県の進め方に対する憤りや批判の声も多数寄せられています。一つひとつが真剣な声です。すべての意見を添えましたので、ぜひ、お読みいただき、生かしていただきたいと思います。(続きは次回)
7月16日、この間、独自に実施してきた「跡地利用に関する住民アンケート」の結果と、それに基づいて、技術校跡地に「花と緑のスポーツ防災公園」の実現を求める要望書を、松沢神奈川県知事、阿部川崎市長に提出しました。
平日で猛暑にもかかわらず、この日の行動には、地元の住民ら16人が参加。県庁では財産管理課、川崎市役所では総合企画局、総務局、環境局の担当者が対応しました。
この日は、この間、寄せられた「跡地を子どもたち・高齢者に」という新しい署名1,300筆などを県知事あてに提出。署名数は延べ25,900筆になりました。
この日は、この間、寄せられた「跡地を子どもたち・高齢者に」という新しい署名1,300筆などを県知事あてに提出。署名数は延べ25,900筆になりました。
(要望書全文、アンケート結果等は順次紹介します)
~松沢県知事、県警本部長へ~
はっきり言って、ただの税金のムダづかい。
県内に空きがある官舎が数多くある中で、
なぜ新しく建てる必要があるのか?
野球やサッカーをやっている子どもたちにとっては、
とても貴重な練習場です。
子どもたちにぜひ使わせてほしい。
(下小田中第6ジュニア野球部父母)
はっきり言って、ただの税金のムダづかい。
県内に空きがある官舎が数多くある中で、
なぜ新しく建てる必要があるのか?
野球やサッカーをやっている子どもたちにとっては、
とても貴重な練習場です。
子どもたちにぜひ使わせてほしい。
(下小田中第6ジュニア野球部父母)
~県知事・県警本部長へ~
やきゅうをする場所がありません。
練習をいっぱいしたいので、
グランドをなくさないで下さい。
(少年野球チーム、7歳)
やきゅうをする場所がありません。
練習をいっぱいしたいので、
グランドをなくさないで下さい。
(少年野球チーム、7歳)
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