忍者ブログ
私たちは川崎市内最大規模の公有地である、中原区の旧県立職業技術校跡地(1万3千㎡)に、認可保育園とスポーツができる防災公園の整備を提案しています。  その4つの理由は、①防災拠点を存続する、②この県有地の本来目的=青少年の健全育成、③地域の実情(子ども人口増加、保育園や運動広場の不足、④住民世論・アンケート結果です。
[91]  [90]  [89]  [88]  [87]  [86]  [85]  [84]  [83]  [82]  [81
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

神奈川県知事 松沢成文 様
 
旧県立川崎高等職業技術校の「跡地利用に関する住民要求アンケート」の結果と、地域の実情をふまえた跡地利用として、子どもから高齢者まで憩える「花と緑のスポーツ防災公園」の実現を求める要望書(後編)
 
 そして、これらの声やアンケート結果を裏付けるのが、この地域の実情です。
この地域は、ここ数年、市内で最も人口増加、とりわけ子どもの数が急増している地域です。とくに、この技術校跡地の周辺地域(学区)では、小中学生の増加が目立っています。その一方で、公園・緑地が市内で最も少ない地域であり、遊び場・運動広場など、子どもたちが健やかに成長するために必要な環境の整備が、他の区より劣悪になっています。こうした地域格差はきわめて重大な問題であり、一刻も早い改善・充実が求められます。
また、『川崎市緑の基本計画2008年版』でも、「中原区では、都市化の進行に伴う、ヒートアイランド現象が発生し、臨海部及び北部地域等に比べ夏期の気温が高い状況になっている」と指摘されており、広い公園・緑地等を抜本的に増やす対策が、市内で最も求められている地域です。
*                *                *
「土地利用の転換を図る場合には、その転換の不可逆性(一度失敗したら、やり直しができないという意味)及び影響の大きさに十分留意した上で、人口及び産業の動向、周辺の土地利用の状況、社会資本の整備状況その他の自然的・社会的条件を勘案して適正に行なう」(前出・国土利用計画)という国の基本方針に従えば、こうした中原区および跡地周辺の地域の実情を十分にふまえた利用計画を考えなければなりません。そして、今回のアンケート結果に示された住民多数の要求を第一にすえることが、なによりも大切です。
これらを考慮して検討した結果、私たちは、同跡地の使い方として、子どもから高齢者まで憩える「花と緑のスポーツ防災公園」の構想を提唱します。県知事をはじめ県の関係部局・関係機関に、その実現にむけた具体的な取り組みを強く求めます。
とくに、国は「都市の基本方針」として「地域防災拠点の整備、オープンスペースの確保など…災害に対する安全性を高め、災害に強い都市構造の形成を図る」(前出・国土利用計画)ことを求めています。中原区が国内最大レベルの人口過密地域であり、アンケートで示された世論からも、この跡地を防災拠点として維持し、オープンスペースを確保することは跡地利用計画をつくるにあたって大前提の条件であり、周辺住民にとっては譲れない強い要求であります。
  *                *                *
現在、同校跡地は県警察職員宿舎の建設予定地とされていますが、国は、土地利用の「転換途上であっても、これらの条件の変化を勘案して必要があるときは、速やかに計画の見直し等の適切な措置を講ずる」(前出・国土利用計画)としています。
同跡地の利用方法については、「速やかに計画の見直し等の適切な措置」を講じるとともに、今回のアンケート結果と地域の実情をふまえて、私たち住民が提案する、子どもから高齢者まで憩える「花と緑のスポーツ防災公園」を実現していただくよう、重ねて求めるものです。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[10/21 jannmu]
[05/20 jannmu]
[03/05 NONAME]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
shokkunpapa
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
カウンター
カウンター
カウンター
アクセス解析
アクセス解析
アクセス解析
アクセス解析
カウンター
忍者ブログ [PR]