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私たちは川崎市内最大規模の公有地である、中原区の旧県立職業技術校跡地(1万3千㎡)に、認可保育園とスポーツができる防災公園の整備を提案しています。  その4つの理由は、①防災拠点を存続する、②この県有地の本来目的=青少年の健全育成、③地域の実情(子ども人口増加、保育園や運動広場の不足、④住民世論・アンケート結果です。
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神奈川県警施設課が地元町会あてに出した「神奈川県警察職員宿舎整備について」という「お知らせ」の中で、その目的に「老朽・狭隘化が著しい職員宿舎の現状と有事における集団警察力確保の観点から…260戸規模の宿舎建設を計画しております」としています。
 県警、地元町会関係者、県会議員等の方々にも「集団警察力」という意味を理解していただくために、参考までに紹介したいと思います。
 
「集団警察力」の基本的な考え方について、ある川崎市議が09年7月に警察庁幹部から聞き取り調査した際、警察庁警備局警備課(警視)による回答は次の通りです。
 
「一般的に宿舎では、警察官を集団居住させることによって確保する警察力といったような意味で使われている。職員宿舎の整備の目的には『集団警察力の確保』というのが含まれております」
「そもそも警察と言う組織そのものが、何かあれば24時間365日、出ていかなければいけない組織なので、交番、警察署、いろんな部門の警察官が広い意味ではすべてが有事即応する『集団警察力』になりうる。『機動隊』があれば中原区の有事即応に対応できるとも言えないし、中原警察署に集まらなければいけない警察署員のことも念頭に置かないといけないし、『神奈川第2機動隊』も機動隊の任務を負っているから駆けつけなければならないし、県警本部にいる人は県警本部員としての任務のために本部に駆けつけなければならないというふうに、広い意味です」
(資料提供:大庭裕子川崎市議)
 
「警察官を集団居住させることによって確保する警察力」という意味で「集団警察力の確保」と呼ぶのは《言葉の解説》としてはそのままで当然のことですが、「集団警察力」の《意味》を正しく理解するには「そもそも論」が大事でしょう。
 ようするに「集団警察力」とは、警察官舎に住んでいようと住んでいまいと、いろんな部門の警察官がすべて有事即応する「集団警察力」になる、という「広い意味」です。
警察官舎はその一部に過ぎませんし、この場所への官舎建設の理由付けに「集団警察力の確保」を強調するのは無理があるのではないでしょうか。
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